2009年度の活動

本年度,吉田は夏から1年間在外研究に行く予定です.

・CAD Conferences(国際会議)で研究発表(2008/06)

CAD Conferenceで,研究発表を行いました.今回は,インフルエンザの問題などがありましたが,無事行くことができました.場所は,Nevada州のRenoという町です.乗り換え地のサンフランシスコで数人の日本人の先生に会えたので,Renoまでの飛行機が2時間以上遅れましたが,みんなでホテルまで行くことができました.今回も,いろいろな先生と話ができて,いくつか研究ネタを思いつくと同時に,検討すべき事項が明らかになりました.また,google!に勤めている人とも友達になれましたし,在外研究中に大学を訪問させて頂いて研究を紹介させてくださいといったお願いもできました.また,在外研究に行く予定の大学にいる先生(訪問する先生ではないのですが)に,夏からそちらに行く予定ですと挨拶をすることもできました.国際会議というのは,発表するということだけでなく,こういう情報交換や人脈構築も,大切なことだと思います.

自分の発表の際には,夕食のデザートの写真(下の写真です)を撮って,曲線と関連づけて話をしたら,大御所のU.C.BerkeleyのSequin先生にうけていました.あと,今回は,飛行機の遅れが目立ちました.メジャーでない町だからなのでしょうか.ある先生は2日連続で大幅な遅れまたは欠航になり(当然,日本への帰国も延びました),別のアメリカの大学の先生は便が欠航になり1日遅れてこちらに到着したそうです.Renoという町は,ギャンブル以外には,ほとんど何もするところのない町ですが(おみやげ屋さんさえもほとんどない!),いくつかの研究ネタを思いつくことができ,多くの人と交流ができ,非常に有益でした.

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・Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム で研究発表(2009/06)

Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウムで,吉田が研究発表予定でしたが,急病のため3日前に,共著者の福田君に変わってもらいました.スライドはほぼできていたとはいえ,短い時間で,しっかり発表してくれました.さすがです.また,スライドの確認をして頂いた,農工大の斎藤先生にも感謝です.

・渡米

吉田は,8月1日(予定)に,在外研究のため,1年間の予定で,Brigham Young UniversityComputer ScienceのSederberg先生のもとで在外研究中です.在外研究中の日誌は,こちら

・精密工学会で研究発表(2009/09)

精密工学会全国大会でM1の福田諒君が2件の研究発表(ポスター1件も含む)を行いました.

・SIAM/ACM Joint Conference on Geometric and Physical Modelingで研究発表(2009/10)

吉田が,SIMA/ACM Joint Conference on Geometric and Physical Modelingで研究発表を行いました.曲線・曲面やメッシュ関連などの専門家が集まるちょっと濃い感じの国際会議です.