・3年生の配属(2008/04)
本年度も,11名の3年生が配属されました.今年も,上級生達が,オープンゼミの期間中に紹介をよくやってくれました. ・Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム(2008/06/22) Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウムで,静岡大学の三浦先生との共同研究「離散的log-aestheticフィルタ」が発表されました. ・CAD Conferences(国際会議)で研究発表(2008/06/26) 吉田が,International CAD Confernce and Exhibitionで,Interactive control of class A Bezier curves using logarithmic curvautre graphsというタイトルで研究発表を行いました.(国際)会議というのは発表するだけではなくて,お互いの情報交換の場でもあると思います.今回も,いろいろな情報交換をしました. ・Mathematical Methods for Curves and Surfaces(国際会議)で研究発表(2008/07) 吉田が,Mathematical Methods for Curves and Surfaceにおいて,On the logarithmic curvaturte and torsion graphsというタイトルで研究発表を行いました.オーランドのホテルからノルウェーのToensbergのホテルまで,飛行機を2回乗り継ぎ,door to doorで約一日近くかかりましたが,ホテルに着いて荷物を預けて,そのまま招待講演を聴きました.この講演が,非常にすばらしく,その方の著書を購入して,帰国してから読んでいます.ノルウェーは非常に物価が高かったのですが(ビッグマックが1500円くらい!),多くの有益な情報を得ることができました.共同研究者の先生と,お昼休みに近くの丘に登り,お昼を食べながら研究などいろいろな話をしました.最近研究が進んだあることが,別の研究に応用できる可能性があることが分かり,これまた非常に有益でした.会議のexcursionでは,知り合いの日本人の先生が外人の先生と話していて,「彼はオーランド(CAD国際会議)でも発表してきたんですよ」と僕のことを紹介してくれました.「この先生はどなたなんだろう?」と思いながら,握手をして挨拶をしました.後で,聞いたら,スプライン関数で大変有名な先生でした.この先生以外にも,曲線・曲面の分野を作ってきた有名な先生が多く参加していました.日本人の参加者は,遠かったこともあるのでしょうが,4人と少なめでした. ノルウェーからの帰りは,格安航空券の設定がなかったこともあり,アメリカ経由でシアトルで一泊して帰りました.シアトルの空港で,本がとっても読みたくなり売店で本を探していたら,The Last Lecture(最終講義)という本を発見.最終講義というのは,大学の先生が大学を退職する際に行う最後の講義のことです.どんな本だろうと手に取り,僕でも読めそうな本だと思ったので購入しました.著者のRandy Pasuch先生は,CMUの教授で,Human-Computer Interactionの専門家で僕とも比較的近い分野の先生です.本の中に,僕も知っている有名な先生が何人かでてきました(CAD国際会議で,CMUの別の先生と話していたのは何かの偶然でしょうか).そして,この方は,pancreatic cancerで余命が数ヶ月とのこと.帰りの飛行機の中で,特に家族のことを記述している部分では,目から涙をいっぱいにして読みました.しかし,この本,ただ涙を流す本ではないと思います.生き方を書いた本であり,この本の理解の度合いは,自分の生き方によっても決まるのではないかと思います. “When there is an elephant in the room, introduce it first!”, “The brick walls are there to give us a chance to show how badly we want something.”, “The head fake …”などなどなどの生き方へのメッセージ,そして家族(奥さんと小さな子供3人)への愛,多くのことを教えてくれた一冊でした. The last lectureのホームページは,こちらです.日本語の字幕付きのビデオは,こちらから見れるようです.原書で読むことをおすすめしますが,日本語訳「最後の授業」がでています. ・グラフィクスとCAD研究会第131回研究発表会で表彰(2008/07/07) グラフィクスとCAD研究会第131回研究発表会で,吉田が昨年に発表した「曲率単調な曲線セグメントの対話的制御」(Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム, 2007)が優秀研究発表賞(GCAD賞)として表彰されました.
・SIGGRAPH国際会議に参加(2008/08) コンピュータグラフィックスの世界最大の国際会議,SIGGRAPHに吉田が参加します. ・グラフィクスとCAD研究会第132回研究発表会で研究発表(2008/08) 4年生の福田諒君がグラフィクスとCAD研究会第132回研究発表会で「対話的Class A Bezier空間曲線」というタイトルで研究発表を行いました.なんと,初の発表にもかかわらず優秀研究発表賞(GCAD賞)に選ばれました.今後も,しっかり頑張って欲しいと思います. ・第10回感性工学会大会で発表(2008/09) M2の竹内太一君が, 第10回感性工学会大会で「自動車ボディ形状の特徴を捉えるための着眼点に関する考察」というタイトルで研究発表を行いました. ・研究室発表会を開催(2008/09/15) 3年生からM2まで,研究室全体での発表会を行いました.今年は,学生からの厳しい突っ込みもあって,やっと少し研究室らしくなってきた気がします.また,休日にも関わらず3名のOBが参加してくれました. 3年生の発表(研究室発表会)
・4年生の発表(研究室発表会)
・大学院(研究室発表会) ・精密工学会秋季大会学術講演会で発表(2008/09) 4年生の福田諒君が精密工学会秋季大会学術講演会で,研究発表を行いました. ・軽井沢合宿(2008/10) 斎藤研,柴研,飯沼研と合同で,合宿を行いました.初日は,discussionを行い,翌日は,スポーツを楽しみました. ・グラフィクスとCAD研究会第133回研究発表会で研究発表(2008/11) 情報処理学会グラフィクスとCAD研究会第133回研究発表会で研究発表を予定しています. ・生産工学部学術講演会(2008/12) M2の石橋君,竹内君,M1の片山君,B4の藤井君の4名が研究発表を行いました. ・SIGGRAPH ASIA Sketchesで研究発表(2008/12) B4の福田君がSIGGRAPH ASIAのSketchesで研究発表を行いました.なんと英語での発表.他の大学の先生にも結構びっくりされましたが,よくやってくれました. ・修士1年中間発表会(2008/1) M1の片山君が発表しました. ・修士論文発表会(2008/2) M2の石橋君,竹内君の2名が発表しました. ・卒研発表会(2008/2) B4の韓さん,阪上さん,田川君,原君,福田君,藤井君が発表予定しました. ・情報処理学会第71回全国大会(2008/1) 情報処理学会第71回全国大会で3件の発表を行いました.M1の片山諒一君の発表が,学生奨励賞に選ばれました.
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