吉田研究室での活動は、次のようなものです。
3年 前期 | ・C言語の復習 ・ゼミではコンピュータグラフィックスに関する基礎的な知識を講義 (ベクトル、行列、座標変換、透視変換、隠線・隠面消去、Zバッファ、照光処理など) ・前期の終わりに、各自がC言語で作ったグラフィックスプログラムの発表会を開催 |
3年 後期 | ・研究会などの論文を要約し発表することにより幅広い知識を身につけるととも、論文の理論をプログラムとして実装する。 ・OpenGLの使用法の習得 ・OpenGLを利用したデモプログラムを作成し、発表。 |
4年 | ・与えられたテーマに関して、調査し、プログラムを作成し、発表する(2〜3週間に1度程度の割合)。 ・卒業論文の作成 |
・前期の発表会の様子
2004年9月14日に3年生の前期発表会を、9月15日には4年生の前期発表会を行いました。
発表の1週間くらい前から、24時間誰かしらは研究室にいる状態でした。午前8時すぎくらいに研究室に来る私(吉田)も、研究室に到着すると、泊まりこんでやっている学生達がいて、研究室らしい姿を感じました。
3年生は、例年通り、透視変換の作成です。後期からは積極的にOpenGLの機能を利用しますが、前期はOpenGLの機能を利用するのではなく、なるべく自分で計算を行って、OpenGLの中身を知ることを目標にしています。視野変換、透視変換、隠れ面消去、照光処理などを、OpenGLを使うのではなく、自分達でこれらを行うプログラムを作成しました。
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4年生の発表は、研究室ができてから2年目ということもあり、だいぶ内容が充実してきました。
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発表会終了後、3年生からは4年生に対して次のような感想がありました。
・感動した。自分も4年生のようになれるのかと思う。
・他にない研究はすごい。
・自分も4年生のような研究ができるようになりたい。
・ネットワークプログラミングやシミュレーションなどに、興味を持った。
・4年生のそれぞれがユニークな研究をしていて、目の付けどころがおもしろい。
・経営工学とグラフィックスを結びつけようとしていることに興味をもった。
4年生の感想は次のようなものでした。
・自分でやって楽しいと思う研究をすれば頑張れる。興味のある研究をすることが大切だと思う。
・いいものを作っている人は、研究室での滞在時間が長い。研究室に来ることが大切。
・3年生の発表で、みんな同じ立方体を表示していたが、もっと個性があってもよいと思う。
・他の人がやっていない研究をすることは、何をしたらいいのか分からないので、今のうちにいろいろな分野を学んでおくことが大切である。
・最近は慣れてきたが、英語の論文を半ページ読むのに6時間かかった。
・3年生の発表が自分達のときよりもレベルアップしていると感じた。
・発表を見ると、頑張っている人とそうでない人の差が明確に分かる。
発表終了後のある学生の一言。「よっしゃー。寝れる!」 お疲れ様でした。
・ゼミ合宿
2004年10月23,24日、昨年同様、齋藤研究室、飯沼研究室と合同で、合宿に行きました。初日は発表とdiscussionを行い、2日目はテニスや卓球などのスポーツを楽しみました。
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・3年後期ゼミ発表会、4年卒研発表会
2月17日の午前10時からは3年生のゼミ発表会を、午後2時からは4年生の卒業研究発表会を行いました。
3年ゼミでは、情報処理学会のグラフィックスとCAD研究会などの資料を参考に、自分でテーマを選び、調査およびプログラムの作成を行いました。今回の発表では、頑張った人とそうでない人がはっきりでていたように思います。期限前にちょこちょこっとやってどうにかしようと思っている人はそれが分かる発表だったように思います。早い時期から準備をして発表に望んだ人との差が明確にでていたように思います。
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午後からの卒研発表会には、お隣の東邦大学の新谷先生と研究室の学生の方々にも参加していただき、活発な議論がなされました。他大学の先生の前で発表する機会というのは、学会発表を除いてなかなかないでしょうから、4年生全員がそういう経験をできたことはよい刺激になったのではないかと思います。
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下の画像は、 4年生の一人ひとりが、C言語を用いて作成したものです。
後日、研究室メンバの投票結果、4年生は佐藤大輔君、佐藤幹浩君が同じ得票数で同率1位に、3年は小林輝君が1位で、長谷川 為君が2位になりました。
・卒業研究ポスター発表会
2月25日に、管理工学科全体で、卒研発表のポスター発表会が開催されました。
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![]() 後の左側から、鼻和 龍一君、上籠 真一君、佐藤 大輔君、杉本 祐輔君、前の左側から、大久保 教兼君、小林 裕司君、佐藤 幹浩君、内藤 一郎です。 |
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本年度、吉田研究室では、情報処理学会「グラフィクスとCAD研究会」で1件、情報処理学会全国大会で1件、計2件の学会発表を行いました。また、日本大学生産工学部学術講演会でも、2件の発表を行いました。