在外研究記Sep. 2009

在外研究(アメリカ合衆国)

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9/1(火)

今日は,Sederberg先生のCAGDのクラスに参加.Computer Scienceの学生よりも,Mecanical Engineeringのほうが多い.Sederberg先生も,僕も,実は,機械工学の卒業なので,みんなで笑ってしまった.Sederberg先生は,ポイントを分かりやすく教えていく.こういうペースで授業ができたらいいなぁと思うが,そういはいかないか.学生が,よく質問をしていることからも,学生の理解度もmotivationも高いように感じた.

クラスには,Macユーザが一番多く,次がWindows,Linuxユーザが一人いた.学生は,どの環境でプログラムを行ってもよい.TAと相談をする時間を決める際に,ある女性が,子供もいっしょでいいですかと聞いたのが印象的だった.(結婚していて,子供がいる人も結構多い).

1時間15分のクラスだったのだけれども,あっという間に終わってしまった気がした.いろいろなノウハウを自分自身の授業にもfeedbackさせたいと思う.

夜は,skypeを使って,日本の学生達とミーティング.

9/2(水)

午前中,オフィスで仕事をし,午後,TB testの結果を確認するために子供を保健所につれていく.前回,注射をたくさん打たれたので,行くのをいやがるが,連れて行く.結果の検査は,一瞬で終わり,Kindergartenに行き,書類を渡して申し込みをする.ちょうど,クラスがやっていたので,参加しますかといわれたので,我々もobserverとして参加.少したつと,お友達となかよくなり,いっしょにパズルを始めた.とっても楽しかったようで,明日から行くのを楽しみにしているよう.一安心.これで,家族のことがほぼ落ち着いたので,やっと研究に集中できそう.

9/3(木)

Sederberg先生のCAGDのクラスに参加.なぜ,曲率の連続性が必要かと問われた時に,機械工学科の学生が,CAMなどでツールを動かすときに,曲率が不連続だと速度変化が無限になってしまうという指摘をしていた.日本の学生にも,こういう答えを期待したいところ.学生は先生の質問によく答えるし,学生もよく質問する.また,先生は,ポイントを分かりやすく教えていく.授業は,本来はこうありたいものだ.

授業のはじめに,学生達の祖先をデータベースで検索した結果を示していた.ある学生の7世代くらい先にたどるとある教授の祖先と一致したり,祖先がBrigham Youngの人もいた(本人は,そのことを知らなかったよう).LDS churchのメンバーだと,こういうことが分かるよう.すごいなぁ.ちなみに,僕も母方はお寺の出なので,お寺が始まった時以来の住職のデータがあり,十数代先までたどることができる(あんまり気にしたことがないけど).

その後,お昼に,こちらで初めて学内の床屋に行く.「up above ears?」とか,結構,聞かれることは日本と同じだった.見習いっぽい人が,これでいいのかしらと聞きながら切っていくので,終わった時にperfect!と言ったら,にっこりしていた.学内だからということもあるのだろうけど,$11と安い.

床屋と同じ階に,学生向けのcounselingの部屋があった.しかし,counseling & careerとあって,単純なcounselingよりも,ずっと入りやすいだろう.また,実際に,将来のcareerを相談に来る人もいるだろう.ちょっとした気遣いだけれども,こういったことも大切な気がした.

今日は,プログラムがだいぶ進展した(と言っても,日々の積み重ねだけれども).1ヶ月もかけて,この程度なのには,少々,自分に不満.スピードをあげなないと.来月の国際会議もスライドも作らないといけないし,かなり忙しい.

9/4(金)

プログラムが,ようやく次のステップへ進めそうになってきた.でも,あと少し,今のプログラムを改良していく予定.Sederberg先生に,9/7(月)は,labor dayだからお休みですね?と聞くと,オフィスに鍵がかかっていて入れないけれども,ノートパソコン持ってるから,仕事はできるだろとの返答が...あっ,はい,働きます,いつなん時でも,馬車馬のように!.研究をすることに,本当に,熱心な先生だと思う.正直,大変だけれども,本当に尊敬できる方だ.associate deanという立場ながら,ちょくちょく学生の部屋に自ら出向いて,研究の打ち合わせもしている.CGやCADの分野におけるSederberg先生の研究成果から明らかだけれども,あらためて非常に尊敬できるものを感じる.これは,いろいろなことを学んでおかないと損だ.1年間は短い.学ぶということは,受け身でいてはだめだ.僕自身の努力によって,得られるものも変わってくるだろう.これは,正直,大変だ.でも,やりがいがある.

夜,帰宅すると,電力会社から請求書がきていたので,webにアクセスして,checking accountから自動支払いをするように設定する.ついでに,ガス会社も自動支払いの設定をする.Webでできるのは便利だ.

この約1ヶ月で書いたソースコードの行数を数えてみたら,約3300行だった.実際には,試行錯誤しながら,書き直したり,別の方法に変えるために消したりしている部分もあるので,本当に書いた行数はもっとずっと多いと思う.いろいろな準備があった,この1ヶ月での成果はこんなものだろうか.これから,もっと研究に集中できるはず...でも,研究は,量でなく,質.行数は,あまり関係ないけど,毎月数えてみたらおもしろいかもしれない.忘れなかったら,やってみよう.

9/8(火)

週末は,プログラミングとSederberg先生のCAGDのhomeworkを行った.homeworkは,かなり大変.学生も,相当motivationの高くなと,やっていけないだろう.他の授業も,同じようにhomeworkがたくさんあるのかと聞いたら,そうではないとのこと.

11:45より少し前に,お昼行こうとレストランにいったら,レストランもbookstoreもみんな閉まっていて,お店の前で並んでいる.少し待っていたら,開いたので,昼食を食べる.後で聞いたら,毎週火曜日(木曜日もらしい)の11:00~11:45は,バスケットボール場でcolloquiumがあるそうだ.そういえば,一階の大きなスクリーンのある部屋で,学長らしき先生が映っていたので,やっと理由が分かった.学生も,この時間帯は,一切授業がないそう.全学で,共通した時間を持つことは,興味深いように感じた.

9/8(水)以降

今週は,特筆すべきようなできごとはあまりなかった.ひたすら,プログラミングと研究.プログラムは,着々と進んでいる.日々,小さな進展があるので,結構楽しいが,バグがとれるまでのフラストレーションも大きい.でも,たいてい,気合いをいれるてやると(夜中になっても,バグがとれるか,どうしても眠くなるまでは寝ないと),その日にはとれている.

今やっていることが,一つの結果がでるまでに30分から一時間くらいからるので,計算中は,もう一台のコンピュータで作業.計算が,終わると,音がなって教えてくれる.でも,時間がかかりすぎているので,相当改良する必要があるだろう.最終的には,ほぼリアルタイムになるまで改良したい.

週末に,amazonで買ったSnow Leopard(MacOS Xは,世界共通のDVDのよう)が来たので,インストールしてみた.普段は,ほぼWindowsユーザなのだけれど,せっかくの機会なので,MacOS XでXcodeも使ってみようかなと思っている.Snow Leopardは,正直いって,違いがよく分からなけれども,内部で違っているよう.

ついでに、Windows 7もインストールしてみたが,Vistaより遅くなった気がしたので,Vistaに戻す.VistaよりWindows 7のほうがよいとしきりに宣伝しているWebページを見かけるけれども,互換性などの問題が解決するまでには,ある程度待ってからインストールしたほうがよい気がする.ちなみに,僕は,最近,Vistaを使うようになったばかり.どんなOSを使うかではなくって,何をやるかのほうが大切.でも新しいOSのインストールは,プログラミング中の気晴らしになる.効率的なプログラミングの新たな(それとも普通?)形態か?

SnowLeopardは,この点,信頼して使える気がした(32bitモードで起動した場合).また,Appleのページに,OpenCLのサンプルプログラムが置いてあり,少し読んでみた.比較的,簡単に使えそうだ.何かの機会に,利用するかもしれない(しないかもしれないけど).

以下は,自分用のメモ.英語キーボードから日本語キーボードへの設定の変更方法.レジストリで,

HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Services→i8042prt→Parameter

LayerDriver JPN    kbd101.dll    → kbd106.dll

OverrideKeyboardIdentifier  PCAT_101KEY  → PCAT_106KEY

のように変更して,再起動.

9/15(火)

Sedeberg先生のCAGDのクラスは,非常に早いテンポで,しかしポイントを分かりやすく教えていく.また,学生が,非常によい質問をするし,その質問にポイントを分かりやすく説明していく.いつも1時間15分の授業があっという間に終わってしまう.

その後,LDS churchのpresidentの講演(というかdevotional)があり,僕も,参加してみた.2万5千人入るバスケットボール場が会場なのだけれども,ほぼ満員.BYUの学生数が3万人なので,相当数の学生が参加していることを意味している.

難しそうな顔の人(失礼!)だなというのが第一印象だったのだけれども,講演内容は非常によかったと思う.過去のpresidentについて,いろいろな出来事,好きな音楽,食べ物などなどをjokeを交えながら話していく.「twelve apostlesの一人に選ばれた時に,少し涙した.」,「でも,その後,いっぱい泣いた.」という話は,多くの人の笑いを誘うとともに,親しみを感じたのではないかと思う.話の概要は,理解できたけれども,細部が分からないところが多く,やっぱりもっと英語ができたらなと少し思った.

英語が正確ではないかもしれないけれど,

You’re living in the time of difficulties, but the time of exceptional opportunities.

Wickedness was never happiness.

True Christianity is love in action.

などなど,面白おかしく話しをする中に,人生に重要なメッセージが埋め込まれていた.僕は,最初の「You’re living …」がもっとも気に入ったけれども,「True Christianity is love in action.」も奥が深い気がする.少し置き換えてみて,「True life is love in action.」とすると世界の誰にでも共通することかもしれない.

聴衆も聞いていて楽しいだろうし,また,そこから学ぶメッセージもある.だから,強制参加ではないのにもかかわらず,人がこれだけ集まるのだろう.日本では,静かに聴きなさいということが比較的重視され,講演内容を人が集まるほど魅力的にするということはやや欠けている気がする.でも,静かに聴くことには,それはそれでメリットもあると思うけれども.

後,もうひとつ感じたことは,日本では,道徳というか,人生に大切なことを教える機会が減ってきているように感じること.日本には,日本の風土にあった道徳を教える仕組みが重要なのではないかと改めて感じた講演でした.

実験用の新しいデータが今日,到着.プログラム作成のスピードをあげていく必要がありあそう.論文もいろいろ読まないといけないし.以下は,自分用のメモ.

Vista 64 bitでは,glut32.dll は,C:\Windows\SysWOW64 に入れるよう.(しかし,OSや開発ソフトのバージョンが変わるたびに,本質的でないところに時間を使わないといけないのは,どうにかならないだろうか.)

9/16(水)

少々,研究のプログラムが行き詰まっているところに,よいアドバイスをもらう.早速,priority queueを実装して,コストをqueueに入れた.後は,コストの高い順にいろいろ処理をしてみる予定.

9/17(木)

Sederberg先生のCAGDの授業の後,宿題を終えて,Projectをやっている時に,CAGDを受けている学生が質問に来た(今日は,プロジェクトの提出日なので).その学生の持ってきた問題点はみつけてあげたけれども,少々C++の使い方に慣れていないよう.C++を教えるのに時間を費やすのはもったいないので(そして,それは僕の仕事ではないので),どうしたらよいのかというポイントだけを教えてあげる.学生の行動は,日本もアメリカもあまり変わらないのかなとちょっと思う.その学生が,Mac上でIDE(統合環境)にQtを使っていた.Qtはライブラリかと思っていたけれども,最近は,IDEも提供していることを知った.

夜中の1時に,projectを提出.といっても,今日閉め切りのものではなくって,一つ先の締め切りのプロジェクト.僕が学部3年生の時,恩師の山口富士夫先生のCAD工学実習で,毎週のように課題のプログラムを組んだことが思い出される.あれは,CGの基礎を習得するのに,本当によい授業だった思う.山口先生も同じユタの地(山口先生はUtah大学)で留学されていたのは不思議な縁.

毎日,8時半すぎに大学について,6時すぎに帰宅(日本では,こんなに早く帰ると,吉田先生,今日はどうされたんですかって,声をかけられたことが懐かしい).夕食を食べてから,さらに仕事.そして,だいたい午前1時か2時くらいまで仕事.あまりにも疲れているともっと早く寝る場合もある.結局,行動パターンは,日本にいるときとほぼ同じ.土日は,なるべく家族のために時間を割くようにしている.

以下は,自分用のメモ.Qt SDK for Windowsをインストールした場合には,configure -no-sql-sqlite -no-qt3support -platform win32-msvc2005 -no-libtiff -no-dbus -no-phonon -no-phonon-backend -no-webkit としてから,nmakeをすればOK.その後,Visual Studio Add-inをインストールすれば,Visual Studioでも利用可.

9/22(火)

CAGDの授業の後,colloquiumに参加.前回に比べると1/3くらいか.今日のspeakerは,astrophysicistのNeil deGrasse Tyson氏.タイトルは,The Cosmic Perspective. テレビによく出ていて,また,多くの著書もあるそうだ(ほんとだ).

いきなり,コーヒーカップを持って壇上に立ち,コーヒーは入っていないからねといって会場の爆笑を買っていた.(BYU内では,コーヒーは飲めないので).とにかく,話がおもしろくって,うまい.ちょっと難しそうな話に行くかと思いきや,マイクのスイッチが切れたように口パクをして,会場の爆笑を買っていた.つかみが実にうまい.こういうのに参加すると,もっと英語ができたらと思う.だから,僕はぜひ参加するべきなのかもしれない.

2009年は,international year of astronomyだそう.telescopeは,何億年も前の光を得て過去の情報を得ることができrので,”Telescopes are time machines.”と言っていた.最後は,We are STARDUST.と一言書いたスライドで終わり.

9/23(水)

背中におできのようなものができたので,dermatologistに行くことにするが,行き方が分からない.まずは,フリーダイヤルで,日本の保険会社に電話.そしたら,保険証券を出せば無料で治療をしてくれ(United Healthcareと提携している病院のみ,その他は立て替え払い),薬代は実費を払い後で請求するそう.この際,最近,アメリカの提携保険会社がUnited Healthcareに変わったことを伝えられる.病院は,時間をくれれば探してくれるとのことだったのだけれども,自分で調べてみることにする.(このおかげで,結構大変だったのだけど,でも,医者の選び方などが分かった.)

とりあえず,近くの病院に電話して,United Healthcareと提携していることを確認後,皮膚科に行きたいことを伝えるが,どの医者に診てもらうのかを事前に決めないといけないらしい.United Healthcareのhomepageを調べると,医者を探すページを発見.ここで,探した医者だと,医療費を建て替える必要がない.ところが,近くのdermatologistを探したところ,何人もいて,どれを選んだらいいのか分からない.お隣のBrianに聞いても,こういう場合は,”just guess!”だそう.しょうがないので,適当なところに電話をしてみるが,予約が3週間先まで開いていないとのこと.もう一件電話したら,もっと待つとのことだったので,あきらめて1件目で予約を入れる.でも,10/16だ.

ちょっと痛いので,並びの部屋の先生に相談したところ,皮膚科を紹介してくれた.ちなみに,この先生,Ivan E. Sutherlandの学生だったそう.私の先生とは時期は重なっていなかったようだけど.IBMの大和研究所に来たことがあるとの話でした.その先生の紹介してくれた皮膚科に電話すると,ちょうどキャンセルが入ったということで,9/28(月)の午後に予約できた.前に,予約したdermatologistは,キャンセルの電話をした.

初めの経験で,結構大変だったのだけど,これで医者の行き方がだいたい分かった.今日は,再来週発表のスライド作りをする.

9/24(木)

日本にいる学生の投稿原稿をチェック.そして,再来週に発表予定の自分のスライドもほぼ完成.

9/25(金)

今日は,財布を忘れてきてしまった.お隣のBrianに$10貸してくれないって話をしたら,お金をぜんぜんもっていないとのこと(カード社会のなので).結局,僕の分もカードで支払ってもらい,Brian夫妻と,話をしながらSubwayのサンドイッチで食事.BYUで昼食を一人で食べなかったのはこれが初めて.

9/28(月)

オフィスで仕事をしていると,Sederberg先生に来て頂く.先週,学会のスライドをみてくださいとお願いしておいたので.でも,もうすぐdermatologistに行かなければならないので,後日お願いすることに.

先週予約したdermatologistへ.初めての病院なので,ちょっと緊張する(って,あんまりしてなかったかな).まず,受付で名前を言い,日本と同じように,問診票に記入.しばらくすると,名前が呼ばれて,助手のような人が,待っている.8月の終わりから9月初めくらいに気づき,先々週くらいから痛くなってきたことなどを伝える.これは,atheromaですかと聞いたところ(結局,違った),医者ではないので分からないとのこと.普段,人とあまり話さないので,人と話せることがちょっとうれしくていろいろ話をする.まぁ,僕が何でここに来て,何をしているのかといったありきたりの話なのだけれど.

しばらくすると,先生が到着.診察をしたら,注射をすればたいてい治るでしょうとのこと.ふー,よかった.この症状は,なんらかの原因があるものではなくって,randomにできるものだそう.娘はkindergartenに行くために一日に5,6本注射を打ったから,僕は1本の注射で泣けないですねなど,どうでもいい話をいろいろしているうちに,治療は終了.確かに紹介してくれた先生がおっしゃていたように,gentleでcapableな先生のように感じた.来週のサンフランシスコの会議も,まず大丈夫とのこと.ちなみに,先生も,先週,サンフランシスコに行ってきたそう.いや,もし参加できなかったらどうしようかとちょっと心配していた.共同研究者にも迷惑をかけずにすみそうで,ちょっと安心.

念のために,金曜日にshort appointmentをとり,終了.でも,特に,問題がなければ,appointmentをキャンセルしてよいとのこと.初めての病院だったのだけど,意外と普通に終わった.知らない単語があるといけないと思って,携帯辞書を持ってきたのだけど,結局診療中は利用せず.病名だけ,紙に書いてもらった.帰りに,入口にあったcardiologyとか,dialysisなどの単語を辞書で引いてみる.ふむふむ.

病院から大学のオフィスに戻り,Sederberg先生に電話をし,「もし時間があれば,スライドの確認をお願いします」と話てみると,15分くらいで来て頂けるとのこと.Sederberg先生の前で発表し,いくつかの指摘をして頂いた.

9/30(水)

アメリカに来てから,早二ヶ月.今日は,珍しく雨が降り,ぐっと冷え込んだ.まだ半袖半ズボンの人もいるけれども,ほとんどの人は,長袖に上着を着ている.山も,だいぶ赤くなってきた.ただ,日本のようにではなく,ぽつぽつといった感じ.

プログラムは,ここのところ,はまりぎみだったのだけれども,少し出口が見えてきた.先週から,今週半ばは,思ったように進まずしんどかった(でも,デバッグや,いろいろな試みはやっていたけれども).もう,明日からは,10月.在外研究の1/6がもう終わってしまうかと思うと,非常に速い感じ.

時間の速度は一定だけれども,体感的な速度は年齢とともに上昇している気がする.悔いのないように頑張りたい.明日の夜は,日本の学生達とミーティングの予定.

 Oct. 2009