在外研究記Dec. 2009

在外研究(アメリカ合衆国)

Aug. 2009Sep. 2009Oct. 2009Nov.2009Dec.2009,

Jan. 2010Feb.2010Mar. 2010Apr. 2010May 2010 ,

June 2010Jul. 2010Aug. 2010

12/1(火)

1週間半ぶりに,CAGDの授業.難しい話を,あっさり説明してしまう授業には,いつもながら感動.この授業は,本当に楽しいし学ぶものが多い.

夜には,日本の学生達と研究打合せ.各自,進展が見られていた.もっとやって欲しいと思うけれども,各自の頑張っている様子が伝わり,僕自身にも励みになる.

12/4(金)

少々,研究のほうは壁にあたり気味.これをどう打開するかが大事なところ.ここで,どう行動するかが大切なところだろう.少し遅れていた,CAGDの授業のHomeworkをここのことろ,夜にやるようにしている.授業もそうだけれども,Homeworkが授業の理解を助けるように本当にうまく作られている.僕自身の授業でも,この点が少し改善すべき点だと感じる.日本に帰ったら,この点を少し改善するようにしたい.まずは,大学院の講義から改善するようにしてみたい.(教員も大変だが,学生も大変になるだろう.)

12/7(月)

いつもThanks givingをすぎると雪に包まれるそうだが,今年は少し遅く,昨日雪が降り,少し積もった.そして,今日もまた雪.今朝の気温は,-10度くらい.

BYUは,9月-12月(fall)と1月-4月(winter)までのtwo semestersと5月-6月(spring)と7月-8月(summer)のtwo termsで学期がなっている.ほとんどの学生は,fallとwinterで単位をとり,springにはその半分くらい,summerになるともっと減るそう.fallとwinter semestersでは勉強に集中して,springとsummer termsでは,学費を稼ぐためのアルバイト(またはインターンシップ)を行ったりするそう.勉強も,アルバイトも集中的にやるというのは,効率的なことかもしれない.

夜に日本の学生と勉強会.

12/8(火)

午前中は,雪.日曜からの雪で,一気に雪に囲まれた.朝,信号で停止ていると,ごつんと,後ろから追突される(アメリカでは,結構多い気がする.)ほとんど,傷がなかったので,気をつけて運転してくださいと言って,そのまま運転.

今朝は,CAGDの最後の授業.次回は,復習なので.今回も,奥が深い内容の話をさらっと1時間くらいでポイントを話す.細かいことは,テキストに書いてあって,それを学生は読めばよい.本来の授業の姿は,こうあるべきだと改めて実感する.

お昼に,食堂に行くと,”Finals Relief”と書かれて,いろいろなお店の割引情報が載っていた.これは,期末試験で大変でしょうから少しサービスしましょうということらしい.おもしろい制度だと思った.こちらは,雪には慣れているようで,午後3時くらい(雪は午前中にやんだと思う)には主要な道路からはほとんど雪が除去されていた.すばやい.

夜に,日本の学生とミーテリング.

12/9(水)

昨日,車を(軽く)追突された場所の向かいの対向車線に停止していた車がいきなり激しく揺れた.前と後ろの車の人が降りてきたので,追突されたようだ.自分で車の運転を注意するだけでなくって,追突されないようにも注意する必要がありそうだ.

夜,帰るときに,ぐっと寒さを感じるようになった.でも,この寒さは,昔,スキーをしていたころに,雪質がよいときの寒さだ.スキーをしていたころが懐かしい.

12/10(木)

日本からいいニュースが入る.国内の学会に投稿していた論文がどうやら掲載可になったようだ.学生がfirst authorでは,吉田研究室初の論文.これで,今年度は,学術論文が5本目.今までの自己最高記録.でも,今年のもっとも価値ある論文は,採択率が約28%だったSIAM/ACMのGDSPMの論文だろう.これも投稿しなくては.

最近,こちらでの研究が少々壁に当たっているので,いい知らせだ.でも,壁に当たっているときが,もっともいろいろなことを学んでいるいる時期.問題の解決はしていないのだけれども,いろいろなことを学習して試してみている.

12/11(金)

昼に,bookstoreに行こうとしたら,propaneがもれているそうで,入れなかった.そういえば,ちょっと変なにおいがした.

以前学会で知り合った先生を訪ねに,別の学科に行く.残念ながらいらっしゃらなかったのだけれども,事務室の方が,日本に来たことがあるそうで,ちょっと立ち話.帰りのエレベータで,ちょっとであった人とも,なんとなく話す.ちなみに,この方,fine artsとどこだったかの学科の掛け持ちだそうで,アニメーションをやっているそう.もっと,こうやって人と話したら,僕の英語も上達するだろうなと思う.基本的に,人と話すことが好きな性格なので,こうやって話したりすることができるのは少しうれしい.

文献を探していたら,たまたま

http://www.osun.org

というページを発見.google scholarでは上位に出てこなかった情報が,こちらでは,上位になっていた.これは,使えそう.

以下は,自分用のメモ.数ヶ月前に,google mapを英語表示にする方法.?hl=en を付ければOK.

http://maps.google.com/?hl=en

アメリカ国内を車で移動する場合に,google mapよりもyahoo mapのほうが,より実際に近い走行時間を表示してくれるよう(自分の経験では).

12/14(月)

今日は,CAGDの最終試験.学生といっしょになって,試しに受けてみる.なんと,朝の7時から10時までの3時間!だいたいできたと思うのだけど,おそらく計算ミスなどの間違いが結構ありそう.ある問題で,なぜか計算がうまくいかなくって,おかしいなぁと考えていたら,終了5分前に単純なミスに気づく.しかし,時間オーバーで半分しかできなかった.計算能力の衰えを感じる.昔は,計算が大好きだったのだけど...

普段は,Mathematicaで計算させることが多いので,これだけ手計算をしたのは久しぶり.よい経験だった.学生にも,もっと手計算をさせるようにしたい.

昼は,気温が4度くらいまで上がる.かなり,暖かく感じる.夜は,日本の学生と勉強会.

12/15(火)

夜,日本の学生と研究打ち合わせ.各自,研究が進んでいて励みになる(この時期進まないとまずいが).

12/21(月)

Finals(期末試験)が終わったこともあり,学内の学生数がぐっと減る.昼に,食堂でほとんど並ばなくてすむのは,ちょっとありがたい.

夜,日本の学生と勉強会.今日で,本1冊の内容が終わった.

12/23(火)

夕方,研究室のある建物に入ろうとしたら,クリスマス休暇のようで,午後3時以降は鍵がかかっていて入れなくなっていた.夜に,日本の学生たちとミーティングがあったので,少し焦るが,たまたま開いていたドアがあり,無事にミーティングができた.

Jan. 2010