ゼミ・卒研の配属

注意:吉田研の場合です。他の研究室では同じ場合も違う場合もあると思います。


 ゼミナールや卒業研究の研究室配属に関して、吉田研究室の方針や活動内容を紹介します。 研究室に所属する場合には、それぞれの研究室の方針や雰囲気を理解して、所属することが大切だと思います。研究室配属の参考にしてください。

  • 吉田研究室の使命
     よく大学の使命というのは「研究」、「教育」、「社会貢献」といわれますが、吉田研の使命も同じであると考えています。吉田研究室では、「研究」を主体としていますが、よい研究をするためにはきちんとした「教育」が必要であり、よい研究をすればそれは「社会貢献」に繋がります。すなわち、「研究」、「教育」、「社会貢献」は、個別のものではなくて本来繋がっているものだと考えています。「研究」を通して、社会に役立つことを行い、社会で活躍する学生を育てることが吉田研の使命です。
     まずは、この使命を理解してもらい、あなたもその一員であるということを理解することが第一歩です。
  • 吉田研究室の活動
     吉田研究室というと、グラフィックスと思われている方が多いと思うのですが、その本質は、情報処理技術(特にコンピュータプログラミング)と数学です。従って、マネジメント工学関連、特に、品質工学の数理的側面に興味のある方も大歓迎します。研究室に所属したら、数学を勉強しない、プログラムを勉強しないという選択肢もありますが、それはゼミ・卒研の単位がつかないということを意味します。しかし、今までに、通年きちんと参加していて単位がつかなかった人は一人もいません。これは仕方のないことですが、自分には合わないと考えて、単位取得後に研究室を移動された方もいるのが現実ですので、雰囲気だけでなく、十分に見極めて配属を考えてください。
     研究室の活動を知る一番ベストな方法は、先輩の話を聞くことではないかと思います。オープンゼミの期間には、先輩達が交代で説明してくれますので、この期間に、よく先輩達の話を聞き、研究室の方針を理解することがとても重要でしょう。
     研究室の方針についてはビジョンのページが、活動に関しては各種情報のページの各年度の活動などが参考になるでしょう。
  • 目標を持って活動できる人—学会発表や大学院進学
     一生懸命研究して他の大学の人たちといっしょに学会発表をしたい、大学院に進んで研究の奥深さを知ってみたい、などのように目標を持って、行動できる人を求めています。特に、学会発表を目指す人(これはたやすいことではありませんが、毎年発表している実績があります)、大学院に進学を希望する人を重視します。
  • やる気のある人
      きれいなグラフィックスがでていて楽しいそうと思われるかもしれませんが、そのような画像を生成するプログラムを作成するために学生達がどれだけの労力を使っているかはきちんと認識する必要があるでしょう。現在の知識のレベルの高さ(すなわち成績がよいこと)もとても大切ですが、吉田研では「やる気」のある人を求めます。すなわち、プログラムや数学は苦手だったかもしれないけれど、研究室に所属したら一生懸命頑張るという人です。少々の知識があるが手を抜く人よりも、将来的には、頑張る人のほうが伸びる可能性があります。この意味で、やる気のある人を求めています。やる気があって、さらに知識のある人は大歓迎です。
  • 学生の本分
     アルバイトをしたりサークル活動をしたりすることは、 本人の自由ですが、 学生の本分は学業にあります。勉強以外の活動も大いに頑張って欲しいと思いますが、研究室では、まず学業を第一として考えます。従って、まずは、学業をベースにして考え、学業よりもアルバイトを優先する場合は、それだけやる気のないものとみなします。アルバイトは、本当に必要な場合に、学業に支障のない範囲でやることを勧めます。
  • 自主的な勉強会
     ゼミなどの時間以外に、吉田研では、数学やプログラミングなどの勉強会を行います。特に、大学院生は、英語の論文を詳しく読むということもします。どれだけ勉強会を開けるかは、教員である吉田の忙しさに依存するのですが、積極的にいろいろなことを教えたいと考えています。勉強会の対象となることは、プログラミング(C、C++)、数学(線形代数、微積など)、物理、数値計算などなどです。この勉強会で重視することは、説明することをきちんと理解することです。ですので、分からなければ、どんな基礎事項からでもきちんと説明することを目標としています。一部の学生から「わかりやすくやってくれてほんとに助かりました」という声があるので、ある程度は達成できているのではないかと思います。
  • 自由な雰囲気—自分の行動の責任は自分でとる
     自由というのは、「なんでも好き勝手なことができる」ということだと思います。吉田研は自由な雰囲気と同時に、「自分の責任は自分でとる」という雰囲気もあります。ゼミや卒研で、活動するか活動しないかは本人の自由ですが、活動しなければ単位がつくことはありません。繰り返しますが、通年きちんと参加・活動して、単位がつかなかった例は今までのところありません。
     研究室の活動に参加しなかったり、怠けている場合には、学生に厳しい言葉を言う場合も時としてあります。学生が、「先生、そこまで言いますか」と言っていた例もありますが、「どうにかなるだろう」と思っている人には遠慮なく厳しくあたります。
  • 研究室の風景

  • もし定員オーバーになったら
     2005年度は、希望者が研究室の定員を超えました。これからはどうなるのかは分かりませんが、もし定員を超える希望者がいた場合には、基本的に、成績(特に、情報科学、アルゴリズム)、コンピュータ演習での活動状況、真剣に取り組もうという姿勢などを考慮して決定します。
  • 最後に
     いろ いろ厳しいことも少し書きましたが、 頑張って、卒業研究が完成したときには、きっと「喜び」を感じることができるのではないでしょうか。「喜び」と「苦労」は表裏一体の関係にあります。多くの「苦労」を知るということは、実は、多くの「喜び」を知ることではないかと考えています。